「ほめ写」とは
一般的に、自分の存在を肯定的に認められる感情である「自己肯定感」が高い子どもは
自分に自信があり、前向きな気持ちになりやすくどんな事でも積極的にチャレンジして乗り越えようとする力が高いと
言われています。
しかし、日本では、自信を持てない子どもが増えているといいます。
子どもの自己肯定感を高めるには、毎日たくさんほめてあげること。
ほめられることで、子どもは「ほめられる自分」「成功する自分」に出会い、 自己肯定感を芽生えさせます。
目に見えるカタチでだってほめられます。
“写真のチカラでほめる”取り組み、それが「ほめ写」です。
「ほめ写」のセレクト方法
「ほめ写」に大切なのは写真の選び方です。
撮りだめたものの中から飾る写真を選ぶのは、大変だけれども楽しい作業です。
子どもが頑張っているシーンはもちろんのこと、何気ない普段の様子にも、はっと驚く成長の過程を感じることができます。
「条件つきのほめ」と「無条件のほめ」の2種類のほめを意識して、写真を選んでみましょう。
何かを成し遂げたときや、運動会や発表会などで頑張っている姿の写真は、努力の過程も相まって、強く記憶に残ります。
生まれた時や、初めてのスタジオ撮影、おめかしした七五三など・・・写真で家族の記念や思い出を共有しましょう。
家族総出で喜ぶ姿を見ると、愛されている実感を覚え、自信につながります。
「ほめ写」のやり方
Step1.写真を撮る
お宮参りや七五三などの特別な「ハレの日」だけでなく、日常のなにげない姿や頑張っている姿を残してあげましょう。
家族全員で写真を撮ることがおすすめです。
体験した方から「普段家にいない父親の写真を飾ることで、父親の存在をいつも感じることができてよかった」というお声もあったそうです。
Step2.写真を飾る
ポイントは、お子さまの目線の高さに合わせることです。
壁が難しい場合は、フォトフレームに入れて棚に飾ったり、玄関などのドアにかけたりしてみてください。
「条件つきのほめ」と「無条件のほめ」を意識して、できればお子さまと一緒に選んで飾りましょう。
Step3.子どもをほめる
いざほめるとなると、どうしたらいいのかわからない…という親御さんも多いと思います。
目に入りやすいところに飾った写真や、アルバムにまとめた写真を一緒に見ながら、頑張ったこと(過程)やできたこと(達成)に対してほめる『条件つきのほめ』と、子どもの存在そのものを肯定してほめる『無条件のほめ』で、お子さまをほめてあげましょう。
“写真のチカラでほめる”ことで、子どもは愛されていることを実感し、
自己肯定感を高めることができます。
写真を使った新しい子育て習慣。はじめてみませんか?